2階客席。床はカリン材のヘリンボーン貼り。壁は6種類の材料を厚みも巾も違えランダム貼りに。

カウンターはコーリアンの天板にブラックチェリー。テーブルは宮脇事務所で繰り返し使われてきた米松の集成材。

​椅子はすべてウィンザーチェア。アーコール、FDB、柏木工のモノをちりばめました。

手摺のメッシュは真鍮。テーブルを照らす照明器具はフリッツハンセンのオリエントコッパー。外壁に合わせ銅製の器具を選んでいます。

1階売店。床はスクラッチタイル。以前の建物でも滑りにくいタイルを使用していましたが、油煙でムーンウォークができる程つるつるになっていました。今回はより粗い国代耐火工業所の粗削タイルを使用。

コの字型カウンターはステンレスとブラックチェリー材で構成。切る所、量る所、レジ台と用途ごとにカウンターの高さを変えてあります。

また、床は水洗いをするので巾木はステンレスとしています。

入口近くの床に置いてあるのは、地の神さまを祀る祭壇です。

肉を吊すバーもオリジナルです

階段途中にある飾り棚

西日が銅板に反射し壁を染めます

手摺詳細

中華街にはデザインコードがあり、建物内部をよく見えるようにとか、派手な外観や色使いで人目を惹くようなモノが推奨されています。普段の住宅設計ではあり得ない話しです・笑

​夕暮れ時、看板の照明が灯る頃、昼間とはまた違った猥雑な雰囲気が満ち満ちてゆきます。そんな時間を2階の客席から眺めるのは楽しいひとときです。

金陵の看板は正面が獅子。今回の新築に合わせ新たにデザインされたモノです。

袖看板の文字は「焼味 滷味」 滷味とは煮込み料理のことらしいです。